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ひぐらしなどもうとっくに鳴かなくなったというこの時期に、
「ひぐらしのなく頃に」と「解」のPC版を読み終えました。
読み始めたのはいつだったか、もう忘れてしまった程に以前のことですが。
小説とか基本的に文章が苦手なんですよね自分。

でまぁ感想というかなんというか。
恐怖と謎かけ演出一辺倒の出題編はともかく、
全体を通して観ればこれは…とてもとても哀しくて切ない、
涙無しにはとても見られないそんなお話…でした。

「解」の皆殺し編・祭囃し編で、そこに至る経緯や内情が
解って来るに従い「真犯人」に少なからず同情を禁じえませんでした。
……まぁそのやり口が、ちょいと力任せすぎたんだなぁと。

結末は「未来」を感じさせてくれるとてもステキなラストでした。
いやぁ良かった良かった…あそこで歌を使うのも上手い。

それにしても、満漢全席かと思える濃密で長大な内容だったなぁと。
田舎のゆるやかな空気に始まって、仲間意識や恋愛模様やモエ、
イカサマにはったり、伝説や伝承、しがらみやしきたり、怨恨や背徳、
狂気と恐怖、SFとファンタジー、児童相談所や警察、公安等の組織、
ヤクザや任侠道、格闘戦に銃撃戦にカーチェイス、ついでに誤字・誤変換(w)、
商業作品でもここまで要素の多く絡み合った作品は
ついぞ見た記憶がないですね。

純粋なミステリーでなかったことに多少賛否両論があったみたいですが、
いやまぁ「正解率1%」とか謳っちゃったら、そりゃ賛否両論が
起こっちゃっても仕方ない気が…自分としてはこのままの方が
全然好きなのですけどね。

とりあえず「解」のサントラや「礼」も買いましたし、隠しエンディング?も
まだ見てないし、もうしばらくは雛見沢に滞在する予定。


ちなみに一番好きなキャラは…「散弾銃の辰」こと葛西さんかなぁ。
赤坂と組んで某所を攻めるシーンでは背筋がぞくっと。

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とや
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男性
趣味:
お絵描きとゲーム
自己紹介:
心はいつもいとうせいこうとせがた三四郎と湯川専務。仕事柄Macにも馴染んでしまったためどうにもマイノリティが抜けないファミコンとガンダムとメガドラとF1がリアルな世代でありながらボカロや軽音部にも心奪われたりする一度ノムさんにドラゴンズの監督をして欲しいとか思うドリームキャストで社会と不景気の厳しさを知ったオッサンのボヤキ部屋ですここは。イラストもちょっと描くよ。
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